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電力自由化!大手電力会社も対抗策を打ち出した! [経済]

2016年4月から、小売り電力の自由化が始まりますよね!

北海道と沖縄を除いた大手8社が、
家庭向けの新料金プランを発表しました。

料金メニューとして各社が打ち出したのは、
家庭での電気使用量が多い世帯を対象に値下げを行うことで、 低価格を武器にする新規参入企業に対抗した結果となりました。

また、大手電力会社が、ほかの電力営業区域に参入する動きもあり、
大手企業同士の顧客争奪争いが勃発するかもしれませんね。

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http://kakaku.com/energy/articlegroup/?en_articleGroup=1

東京電力の、小早川常務は、
「新電力と比べても遜色のない、競争力の高いメニューを用意できた」と、
新料金プランの発表記者会見で発言したそうです。

新規参入のガス会社や、石油会社などは、昨年末に発表したように、
大手企業の現行の電気料金より
5%~10%の割安な価格を示しています。

しかし、迎え撃つ東京電力は、火力発電所の修繕費用を切り詰めて、
値引きを行える原資を引っ張り出しました。

東京電力は、2年契約が前提ですが、
電気使用量が多い家庭を対象に料金の値下げを発表しました。

月の平均が700キロワットに達したら、
最大で5%の割引を行うらしいです。

700キロワットは、4LDKの一戸建てに住む、
4人家族などを想定しているそうです。

中国電力も東京電力と同じく、使用量の多い家庭は最大5%と、
それ以下の標準的な家庭についても、1~3%安くするプランを発表。

中国電力や九州電力などの電力会社も、電気使用量が多い家庭向けの
値引きプランを発表しました。

また、関西電力は電力にゆとりがあることから、
現在でも、料金を安く設定している「夜間時間帯」
使用量が多い家庭を対象に値引きを行うようです。

北陸電力は猛暑時などで、節電が必要な時に協力を行った
家庭を対象に、電気料金を割り引くプランを出してきました。

更に、東北電力、四国電力などは、地元特産品と交換できる
ポイントを付与するサービスを始める企業もあります。

特に、人口の多い首都圏などでは、大都市部に参入が集中し、
電力小売り自由化の「激戦区」となっています。

一方、大手電力会社同士の競争も今後本格化しそうな勢いで、
東京電力では、首都圏での収益減も予想されることも考え、
中部、関西エリアに侵攻し、売り上げを伸ばしていこうとしています。

このため中部電力と関西電力は、現行料金よりも
3~5%安い料金プランを発表し、
また、ソフトバンクと提携して
携帯電話料金との「セット割」などで、お客さんにアピールして、
初年度で20万件の新規顧客の獲得を目指しているとのこと。

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http://kakaku.com/energy/articlegroup/?en_articleGroup=1

更に、中部電力は東京電力の範囲まで攻め込む方針だとか。

私たちにとっては、どんどん競争してもらい、
少しでも安く電力が使えるようになることを祈っています。
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円が急騰!?景気回復が遠のくのでは!! [経済]

7日の東京外国為替市場で、一時1ドル=117円台まで円高ドル安が進みました!

円高になると企業の業績が下方修正されるかもしれないと報道されています。

ではなぜ、各企業が収益を下方修正するのでしょうか?

円高ドル安と、円安ドル高でどうなるかを整理してみました。

まず、日本は島国で、資源もほとんど無いですよね。

だから、海外から原料を輸入して、作った製品を輸出し
利益を確保することによって先進国の仲間入りをしてきました。
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http://ljaindo.com/ja/export-ja

輸出入をする際に、お金の単位が違うので、換算をしければいけません。

それが「為替」と解釈していいではないでしょうか。

円高ドル安円の値打ちが上がってドルが下がるということ。

円の値打ちが上がると、海外の企業が日本製品を買う時の値段が上がる?

まず、1ドル=120円の製品があるとしましょう。

円高ドル安で1ドルが100円になったとして、海外からすると
今まで1ドルで買えてた製品が1ドル20セント必要になってきます。

120万円の製品が1万ドル⇒1万2千ドル必要になってくるということですね。

為替が円高になっただけで、2千ドルの差は大きいですよね!

これが企業になると、もっと大きな金額が動くわけですから、
数円変わっただけでもすごい金額になるんでしょうね!

そうなると、海外から日本製品を買い控える動きになり、

日本製品が売れない⇒企業の利益が上がらない⇒ 株価が下がる⇒企業の価値が下がる⇒ 更に利益が上がらない⇒給料も上がらない⇒ 家計を圧迫する⇒景気が悪くなる!

という感じでしょうか?

逆に円安ドル高になると、海外からみると日本製品を安く買えるわけですから、
日本企業の輸出が増えて、日本の製品がたくさん売れるということでしょうか。
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