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日本でジカ熱感染者が!?神奈川県の男性! [病気]

25日に厚労省が、神奈川県の10代男性がジカ熱に感染したことを発表しました!!

男性は流行地域であるブラジルに滞在歴があるとか。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160225-00000126-jij-soci.view-000


国内でジカ熱が発症したのは2014年以来、4例目だそうです。

世界保健機関(WHO)が2月に入って、緊急事態宣言をしてから初めての感染です。

ジカ熱はブラジルを中心に、中南米の全域に拡大しているとか。

ジカ熱はデング熱と同じく、ウィルスを持った蚊に刺されることで感染します。

デング熱に比べて症状は軽いそうで、1週間程度で治ります。

その中でも、約80%の人は感染に気付かない人もいるそうです。

症状は発熱や頭痛、筋肉痛などで、2015年5月以降に感染が拡大してきました。

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http://www.cnn.co.jp/photo/l/678099.html


では、なぜ日本人が感染するのでしょう?

可能性が高いのは、中南米などの流行地域で蚊に刺されること。

仕事や旅行などで、中南米に出掛けた時は要注意です!

太平洋の島国や、アフリカでも感染の報告があるとか。

現在では、20以上の国や地域で感染拡大しているそうです。

でも、蚊が媒介するのですから、注意してもしきれないですよね。

感染しないようにするには、不要不急の事が無い限り流行地域には行かない事!

特に妊婦の方が感染すると、お腹の赤ちゃんに影響が及びます!!

もし、妊娠中のお母さんが感染すると、

生まれてくる赤ちゃんが「小頭症」になる可能性があります。


「小頭症」とは、生まれつき頭が小さく、

脳の発達が不十分な新生児が生まれてくることです。

最近になって、ブラジルの研究チームが「小頭症」の新生児の脳内から

「ジカウィルス」を発見したと残念な発表もされています。

ウィルスは小さくて目に見えないので、注意してもしきれませんが、

せめて注意喚起してもらっていることは守っていきたいと思います。

感染源も蚊だけとは限りませんからね。

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ピロリ菌、胃がん患者で発見!血液で全身へ回って他の病気にもなるの!? [病気]

ピロリ菌ってよく聞きますよね。

正式名は「ヘリコバクター・ピロリ」です。

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http://okamuraclinic.jp/news/wp-content/uploads/2012/04/pirori.jpg

胃潰瘍や胃がんを引き起こす原因と言われていますが、
最近、病原たんぱく質が血液に乗って全身に運ばれることがわかりました。

「病原たんぱく質」って何?と思いますよね。

病原=菌やウイルス
たんぱく質=生物の構造

という意味だそうで、生きている菌やウイルスというとこでしょうか。
まさにピロリ菌や風邪ウイルス、インフルエンザなどの総称ですかね。

この度、京都大学や東京大学、神戸大学などの研究チームが、
ピロリ菌に感染した胃がん患者の血液中にピロリ菌を発見したことを、
英科学誌のサイエンティフィック・リポーツに発表したそうです。

内容は以前から、ピロリ菌が心臓や血液、神経などの病気の原因に
なっている可能性があると言われていましたが、
その仕組みの一部が解明されたということ!

ピロリ菌の除菌は薬によって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
胃がんなどの治療に有効でしたが、ピロリ菌との関係が 疑われている他の病気についても、除菌が有効かもしれないということです。

消化器系以外の病気で、ピロリ菌が原因とされている、
血液の血小板が減って出血しやすくなる難病
「特発性血小板減少性紫斑病」があり、
厚生労働省が除菌治療に健康保険を適用しているとのこと。

そもそも、ピロリ菌ってなぜ人の体内、特に胃の中にいるのでしょうか?

胃の中は、食べ物を消化する非常に強力な酸、胃酸がいっぱいですよね。

大概の菌は棲みつくことはできませんが、ピロリ菌は胃にいます。

ピロリ菌は「ウレアーゼ」という特殊な酵素を出して、
自分の周りの酸を中和して中性に近い状態を作っているらしく、
強酸の胃の中でも生きていけるそうです。

その酵素で「アンモニア(アルカリ性)」を作って
生き延びるわけですから凄い細菌ですよね。

また、ピロリ菌の感染率は世代によっても大きく異なるみたいです。

若い世代では保菌率が20%程度ですが、50代以上になると
70%以上の方からピロリ菌が見つかります。

ではなぜ、ピロリ菌は中高年の方が多く保菌しているのでしょうか?

それは、日本の上下水道の整備状態と、幼少期に感染しやすいのが、
大きく影響しているといわれています。

ピロリ菌は口から感染するといわれています。

昔の日本では、まだまだ水道が整備されていなくて、
飲み水といえば、井戸水を飲んでいましたね。

衛生状態としては、あまり良くなかった環境にありました。

その頃に幼少期であった、50代以上の方に感染者が多いと言われています。

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http://blog-imgs-49.fc2.com/s/e/k/sekaikiss/398852342_large_20120226132348.jpg

現代社会では、上下水道も整備されていますので、
飲み水からの感染はほとんどなくなりましたが、
幼少期にピロリ菌に感染している親が子供にキスや、
口移しなどで食べ物を与えると口からピロリ菌が入って
免疫力のまだ弱い子供が感染しているケースがあります。

その結果、20%程度の方が感染しているそうです。

現代社会では、親が気を付けていれば
更に感染率が下がる傾向にありますので、気を付けたいものですね。

口から感染すると言いましたが、夫婦やカップルでのキスなどは、
免疫力が強い大人同士であれば感染することは無いようです。

少し安心しましたね^^
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